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7:10 PM
by Mochio Umeda
感謝祭休暇(Thanksgiving Holiday)のため、BLOG更新はしばらくお休みです。
フォーサイト連載の最新号は、IP Infusionの石黒邦宏さんを取材し、『天才プログラマーの身体』という文章にまとまりました。実はひそかに自信作です。
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12:48 AM
by Mochio Umeda
Fortune誌を紹介したので、ついでに「The Prince of Nucleotides」という記事を是非。Whitehead Institute/MIT Center for Genome ResearchのEric Lander氏の話だ。ITが専門領域の僕も、最近はナノテクやバイオの基礎を少しは勉強しなくてはいけなくなった。
このEric Lander(45歳)という人はバイオの世界ではものすごく有名な人なのだろうが、僕にとっては新鮮な物語であった。もともとは数学者(高校生のときに数学オリンピックの米国チームメンバーだったというから早熟の天才だったのだろう)で、最初のキャリアは、ハーバード大学ビジネススクールで経済学のassistant professor。ここからがアメリカらしくて面白いが、MITの遺伝学者が、彼の数学的才能に目をつけてMITに引っ張ったのがきっかけで、彼はゲノムの世界に進む。それが1985年、Eric Lander氏が20代後半のころだ。
アメリカという国の「尖った才能は発掘されて必ず活用される」という強さを、ここでも垣間見ることができる。